見なきゃ損!?映画化もする注目作!「君は月夜に光り輝く」を読んでみた!
はいどうも!アガサです!最近だんだんとあったかくなってきて、嬉しい限りです(笑)
さて今回は久々の恋愛小説となります!題名は〜…「君は月夜に光り輝く」です!
君は月夜に光り輝く (メディアワークス文庫) [ 佐野 徹夜 ] 価格:680円 |
[目次]
- 内容
- 感想
- おわりに
[内容]
大切な姉を自殺でなくした主人公は心のどこかで生きることに投げやりになってしまっていた…そんなある日、主人公は「発光病」の少女渡良瀬まみずという少女にお見舞いに行くことを担任に言われる。
発光病とは不治の病で、月の光に照らされると体が発光して、死が近づけば近づくほど光は強くなっていくというものである。
余命が、間近な少女は主人公にに死ぬまでにやりたいことを代わりにやってほしいと頼まれ、様々なお願いを聞いていく。そのうちに主人公の心も動かされていき、どんどん少女に惹かれていく…果たして、この二人の関係の結末は…?
[感想]
※ネタバレ注意です
いや~…死がわかっていている女性に恋をしてしまうのは一途で美しいと思う反面でやはり切ないものがありますね…主人公もそうですが、死の未来しかなく生きる意味をなくしていた渡良瀬まみずの心中を想像するとなんともいえない悲しい気持ちになってしまいます…
そして作中に出てくる中原中也の一説で「愛するものが死んだ時には、自殺しなきゃなりません。」という文が出てくるのですが、一理ありますよね。愛する人が死んだ世界でその人の影を背負い、愛する人ともう二度と会えない世界で生きていくのか、一緒に死んでその後の世界を生きずに終わるのか。こっちが正しい!とは僕には断言できません…最後に主人公に渡されるボイスレコーダーのおかげで彼は生きることを選んだのでしょうが、世の中には彼女彼氏を追って死んでしまう人もいるんでしょうね。
[終わりに]
この本との出会いは本屋でなんとなく表紙を見ていたときでした。僕は本を選ぶときには表紙を見て買ってしまうタイプの人なんですが、それで失敗したことはないです!お勧めですよ!(笑)長くは続かないとわかっている恋でも、短く儚い一瞬の恋だとしてもとても美しいものであるということが再認識できる作品でした!今後は映画かもするらしいので、先に原作を読んでから映画を鑑賞なさってみてはいかがでしょうか?
ちなみに、この作品には後日談のようなものが一作出版されてるらしいです。
君は月夜に光り輝く +Fragments (メディアワークス文庫) [ 佐野 徹夜 ] 価格:658円 |
僕はまだ読んでませんが、読んだ際にはまた感想を書かせていただきます!
では今回はここまで!次回の更新までお待ちください!
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